仕事や職場における問題の多くは、時間が解決してくれます。
例えば酷いクレーム、注文の細かいクライアント、厳しい納期等は、皆で努力すれば解決又はフォローで鎮静化していく事がほとんどです。
しかし、時間が経っても絶対に解決しないどころか益々悪化する問題が、職場の人間関係です。
足を引っ張り合う、陰口が日常的な雰囲気の悪い職場は、お互いが疑心暗鬼になっているので劇的に良くなる事はないです。
実際辞職理由で一番多い理由は人間関係ですが、人間関係の改善が簡単なら皆辞めずに改善しているでしょう。
そうでなく他の職場を選ぶと言う事は、一度こじれた人間関係の修正が難しい事を表しています。
人間関係が悪化すると、仕事に悪影響が出ます。
コミュニケーション不足から起きる伝達事故や些細な揉め事から来る生産性低下等、良い事は一つも無いので人間関係が悪化しない様普段から心掛けると良いです。
その為にはしっかりとした挨拶、誰と話す時も態度を変えない等、相手を尊重した態度をとる事が大切です。
そしてもう一つ、特定の人と仲良くなるのも辞めましょう。
気が合うから、そう思って愚痴や相談をした相手が、自分のいない場所でペラペラ話している可能性は否定できません。
また万が一仲違いした時に気まずくなってしまう為、仕事の付き合いと割り切って誰に聞かれても良い話にとどめておくのが正解です。
そうして自分が誠実な対応をしていれば、人間関係の渦に巻き込まれずに済みます。